この人を訪ねて

坂口龍矢さん(S58年卒)

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『生まれ育ったこの地に感謝して』

                            

「泉州を元気にしたい。この街をもっと楽しい場所にしたい」と熱く話す坂口龍矢さん(昭和58年卒業)は、卒業後印刷会社に就職し20年間オペレーターから管理職として勤めた後、会社を設立、現在は泉州のPRや地域資源の発掘と情報発信を行う株式会社0724の一員として日々泉州を駆け回る。

岸和田の、そして泉州の「ええもん」をまとめたフリーペーパー『0724』の発刊、かじやまち(旧・岸和田中央商店街)の活性化、泉州の特産品のPRや地元出身アーティストのライヴイベントなど坂口さんの活躍の様子は新聞等でご覧になられた方もいらっしゃるのでは? 

 

「泉州にはたくさんのええもんがあるわりに、全国的にはあまりしられていないのが現状です。ほぼ同じ面積、人口を持つ神戸と比べると、残念ながらそのブランド力の差は歴然としています。 

泉州の一番弱いところは“地域間の連携不足”つまり“皆バラバラ”だということです。この現状を打破するためには、まず地域間の情報の共有と地域が一体となったブランド化を図る必要があると考えています」と話す坂口さんは、市町村を超えた泉州地域のつながりやパイプ的役割も目指す。

 

泉州全体のことと平行して事務所を置くかじやまちの活性化にも力を注ぐ。 

「もっと人の集まる活気ある場所にしたいです。それが成功すれば、周辺へと広げることも可能だと考えます」と様々な視点からのアプローチで泉州の抱える問題点に迫る。

 

坂口さんがどうしてこうも“地元”のことになると熱くなってしまうのかというと

自然と浮かび上がるのが「だんじり」というキーワード。

中之濱町に生まれ、だんじり囃子を聞いて育った根っからの岸和田っ子。昨年までは前梃子を務め、今年と来年度の祭礼では若頭連絡協議会の幹部として連日の寄り合いや行事にも積極的に参加されているという。

 

「大忙しです(笑)」とにこやかに話すが、その苦労は並大抵ではないはずだ。 

 

坂口さんのモットーは「日々の出会いに感謝すること」。様々なフィールドで生まれた出会いが「感謝」と「願い」でたくさんの人とつながっていく。これからの泉州を元気していく新しい動きに期待が膨らむ。